情報(a piece of information)は断片的であり、知識(a body of knowledge)は体系的である。ひとつだけの情報では、知識として体系化できないが、複数・多数の情報をその「関係性から整理して体系化する」ことによって、体系化する主体である組織・ヒト固有の知識となる。個人、組織、地域、社会というように大小を区別できる空間においては、有用・無用の多くの情報が存在するが、知識や知恵として体系化する努力を個人と組織の行動として習慣化することにより、個人の生き方が豊かで実りの多いものとなり、組織の経営品質が向上し、より地域と社会へ貢献できることになる